選曲

昨年、初めて強制される事なくカラオケに行った。

大辞林によると、カラオケは空—オーケストラの略らしい。カラって空なんですね。

カラオケ自体は思いの外面白かった。しかしその後なんとなく聞く曲を選ぶ要素に「歌いたいかどうか」という要素が入ってしまい、歌詞はアレだけど曲調がキャッチーな曲がプレイリストに紛れ込むようになった。元気な時はいいが、気分が沈んでいる時に苦手な歌詞の曲が入ったプレイリストを見ると自分への好感度が微減するので良くない。

1年前の冬はdrugばかり聴いていた。夜12時近くに退社して終電を逃した奴らが乗るタクシーが走りまくるでけぇ道路の横断歩道をこれを爆音で聴きながら渡る時ほどの高揚感は他ではなかなかない。すげぇ音漏れしてたと思う。ホワイトな部署に移った今、あの感覚だけは惜しいなと思う。いや、だけではないか。

DRUG

DRUG

  • SUSHIBOYS
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥204